成熟という花
まず、人間の成熟とは、子供から大人に変わる過程のことを言います。これには、体が大きく成長すること、心が成長して賢くなること、そして、自分の感情や行動を上手にコントロールできるようになることが含まれます。
例えば、植物が成長する過程を考えてみましょう。最初に植物は小さな種から始まります。それが徐々に水や太陽の光、土の栄養を吸収して大きくなります。このとき、植物はただ大きくなるだけでなく、丈夫な茎を持ち、綺麗な花を咲かせるようになります。
人間もこれと似ています。子供の頃はまだ小さく、学ぶこともたくさんあります。でも、年を重ねるにつれて、体が大きくなり、知識や経験を積んで賢くなり、自分の感情や行動をうまく扱えるようになります。友達との関係や、学校での学び、家族との時間などを通じて、徐々に成熟していくのです。
成熟することは、植物が花を咲かせるように、人間が自分の可能性を最大限に発揮することを意味します。それは時間がかかるプロセスですが、それぞれのステップを楽しむことが大切です。
振り返り
先日、子どもと石を積む遊びをしました。自然ジェンガとも言えるのかもしれません。自分で新しい遊びを発見して、一つ石を積むごとに周りから歓声が上がっていました。その後子どもは自分のスマホで「ロックバランシング」という言葉を学び、その世界の芸術を知って喜んでいました。何の準備もいらず、急に始まった遊びでしたが、とても素敵な思い出でした。成熟という観点においては、この「自分がやった」という気持ちが、成長と学びを加速するのだ大切なんだとしみじみ感じました。
バランスが悪い塔はすぐに崩れる
また、この出来事からの経営についての学びは、いろんな形状の石をうまく組み合わせること。そして摩擦面と構造の理解。バランスという言葉は思ったよりも深く、なぜ人工建築物が簡単には壊れないのかを深ぼってみようと思いました。好奇心と失敗は新しい挑戦心を産みますね。石を置く、石を積む、石で塔を創る。風の影響は小さいけど、次の石を積む時の倒壊リスクが高い。単純だけども奥が深い海でした。
2023-12 JUN