「残念な会社」は、社会の様々な“残念”を集めた架空の会社です。ここでは、働き方から人間関係、組織文化に至るまで、働く上で直面するさまざまな“残念”な事象を、風刺とユーモアを交えて描き出します。この会社の主要キャラクターたちは、それぞれが特有の“残念”な特徴を持ち、彼らを通じて、日常の職場で起こりうる問題を浮き彫りにします。しかし、ただ笑いを提供するだけではなく、これらのキャラクターやシチュエーションから、働く私たちがより良い職場環境を目指すヒントも見出せるかもしれません。
組織図と会社メンバー
会社を構成する主要キャラクター（作り中）
- グチ男 - いつも不平不満を言っているキャラクター。彼のグチは、職場の小さな不便から大きな組織の問題にまで及びますが、具体的な解決策を提案することは滅多にありません。グチ男は、職場のネガティブなエネルギーの象徴でありながら、時には問題提起者としての役割も果たします。
- 遅刻魔ミナ - 毎日のように遅刻するキャラクター。彼女の遅刻の言い訳は創造的で、予想外の事態が彼女の時間管理を妨げていると主張します。遅刻魔ミナは、時間管理と責任感の重要性を浮き彫りにします。
- 無責任ナオキ - 任されたタスクを忘れがちで、仕事の責任を他人に押し付けるキャラクター。彼は、組織内での責任感の欠如と、それがチームワークに与える影響を示しています。
- ゴシップ姫さやか - 職場のうわさ話やゴシップが大好きなキャラクター。彼女は、情報の共有という名目で、時には根も葉もない話を広めることがあります。ゴシップ姫さやかは、職場のコミュニケーションと信頼の大切さを教えてくれます。
- ミーティングマスターたかし - 会議を開くことに異常なほど熱心なキャラクター。しかし、彼の会議はしばしば目的を持たず、結論が出ないことが多いです。ミーティングマスターたかしは、効率的な会議の進め方と時間の価値について考えさせられます。
- 決断不能のユウキ - どんな小さな決定も他人に委ねがちなキャラクター。彼は、リーダーシップの欠如と、自立した意思決定の重要性を象徴しています。
これらのキャラクターを通じて、「残念な会社」は、職場のさまざまな課題に光を当て、読者に考える機会を提供します。同時に、これらの“残念”な状況から抜け出すためのヒントや解決策も、物語を通じて紹介していきます。
グチ男の意見（大企業の問題点について）
日本の大企業の問題点か。それはまさに俺の専門分野だ。まず、組織がデカすぎて、右が何をしているか左が全く分からない。あれだよ、情報の共有がまるでない。で、結局、誰も責任を取りたがらない。いつも上のせい、下のせい、別部署のせい。俺は絶対に悪くないという風潮が蔓延してるんだ。
それに、古い慣習に固執しすぎ。時代遅れの働き方を変えようとしない。令和の時代になっても、まだ昭和の発想で動いてる。長時間労働が美徳みたいな風潮も問題だ。効率悪いんだよ、本当に。でも、それを指摘すると、「うちは昔からこうだ」とか言い出す。昔から間違ってるんだよ！
さらに、上下関係が厳しすぎる。上の人間は絶対で、若手の意見なんて聞く耳持たない。でも、表面上は和を尊ぶから、裏では陰口だらけ。直接的なコミュニケーションが取れないんだよね。
もう一つ、男尊女卑が根深い。これは本当に許せない。女性の活躍を口では言うけど、実際は全然だ。女性がリーダーシップを取ることを快く思わない古い考えがまだまだ残ってる。
結局、大企業は形だけの改革ばかりで、本質的な問題には目を向けようとしない。だから、俺みたいな天才が活躍できる場所は限られてるんだ。だが、それもこれもすべて時代や環境のせいだからな。俺は最高の男だし、この状況を打破できるのは俺だけだと思ってる。まあ、具体的な行動はまた別の話だけどね。
by グチ男（本意見はグチ男の意見であり、JUNの意見ではありません）